1952-12-22 第15回国会 参議院 通商産業・経済安定連合委員会 第2号
東京電燈は自分のほうの水利権は別に利根川方面に僅か持つているだけであるからこれを大いに開発して、そうして関東の大事業地に対して供給を図らなければならん一つの義務を持つている。建設大臣からお話があつても、内ケ崎君から御相談があつてもこれは是非自分のほうでやりたい。
東京電燈は自分のほうの水利権は別に利根川方面に僅か持つているだけであるからこれを大いに開発して、そうして関東の大事業地に対して供給を図らなければならん一つの義務を持つている。建設大臣からお話があつても、内ケ崎君から御相談があつてもこれは是非自分のほうでやりたい。
この機会に、実際に調査団に委嘱いたしましたものにつきましては、いわゆる本流案と申しますものと、それから分流案と申しますものと、分流案には二通りの案が出ておるのでありまするが、それと、尾瀬の貯水池から利根川方面に分流するという構想も考えて、これらを一括してその長所短所についての意見を徴したのであります。
負担の軽減などにつきましては、先ほども申上げましたように、ほかの方面を減らしてただ利根川方面の開発だけに金を注ぎ込んで行くということは、先ほど私が申上げましたようにほかの方面が減らないでこの方面だけ殖えるということなら至極結構であります。
○志田委員 私たちは新聞等によりましていろいろと承知しておるところによりますと、それが事実であるかどうかわかりませんが、そういう意味できよう私は建設大臣の御出席を要望いたしておる次第なのでありますが、建設大臣はさきに利根川方面の視察を行いましてから、利根川開発法というものを地元から要望されまして、これを出そうとする動きが、建設省方面に非常にあるということを聞いておるのであります。
ただ昨日はかねて相馬委員の御要望もありましたから大臣に出席を促したのでありますけれども、今日は建設大臣は利根川方面に行かれ、それから池田大蔵大臣は所用だというようなことで、大臣の出席を求められなかつたわけであります。
農作物関係でも、水稻――これは利根川方面が多いのでありますが、まず水稻の作付け計画面積の九十五万九千六百五十八反に対して、被害面積が六十七万四千九百七十四反というような数字が出ております。
しかしながら今囘の利根川の水系の出水に鑑みまして、やはりこの水源地帶をできるだけ早く完成して工事調節に資したいという關係から、先ほど申し上げました通り、利根川方面のみならず、鬼怒川の上流地方においても、この堰堤の工事にできるだけ早く著手したいというように考えております。 —————————————
○三ツ井説明員 ただいまの御質問にお答えいたします前に、利根川方面の水害について大體のことを申し上げたいと存じます。